1885年7月6日、フランスのパスツール博士が、犬からウイルスを採取し作成した狂犬病ワクチンを、狂犬病の9歳の男児に接種しました。狂犬病は発症すると100%死に至る疾患ですが、結果男児は命が助かったとされています。これが世界で第1例目のワクチン接種といわれています。
パスツール博士の報告のあと、より効果と安全性の高いワクチンの開発が進みました。現在も世界中で、例えば新型コロナウイルスなど、いろいろなワクチンの研究が進んでいます。
はなだこどもクリニックでは、引き続き予防接種で防ぐことのできる病気についてかかりつけのみなさまにていねいに説明し、ワクチンの重要性をお伝えしていきます。