マイコプラズマ核酸検出検査(LAMP法)について
夏になりマイコプラズマ感染症が流行し始めました。年齢は小学校以上の年長児です。肺炎マイコプラズマは自己増殖可能な菌ですが、他の細菌と異なり細胞壁がないので、ペニシリンやセフェム系の通常の抗菌薬は効果がありません。 潜伏期…
夏になりマイコプラズマ感染症が流行し始めました。年齢は小学校以上の年長児です。肺炎マイコプラズマは自己増殖可能な菌ですが、他の細菌と異なり細胞壁がないので、ペニシリンやセフェム系の通常の抗菌薬は効果がありません。 潜伏期…
1月に入って、空気が乾燥し、寒い日が多くなってきました。 インフルエンザB型が流行しています。A型と症状は基本的に変わりませんが、B型は咳嗽や鼻汁が目立たず、下痢などの腹部症状がやや目立つ印象です。インフルエンザA型は2…
あけましておめでとうございます。2024年(令和6年)になりました。 2023年はアデノウイルス、インフルエンザウイルス、溶連菌、ライノウイルスなど、いろいろな感染症が流行しました。また寒くなってから手足口病やヘルパンギ…
インフルエンザウイルス・ライノウイルス感染症・アデノウイルス感染症・溶連菌感染症など 現在外来ではいろいろな感染症が流行しています。発熱の方には希望を聞いたうえで、インフルエンザと新型コロナの抗原検査を行っています。39…
はなだこどもクリニックは2018年10月1日に開院し、2023年10月1日に6年目に入りました。 当院ではお子さんが100歳まで健康に生きるために大事なことをご説明いたします。ワクチンはなぜ接種するか意味を一つ一つ説明し…
ブースター効果について (インフルエンザなど不活化ワクチンの接種間隔の考え方) 「ブースター効果」は難しい用語ですが、不活化ワクチンにおいてとても重要な意味があるのでご説明いたします。 1回目の接種を行うと抗体ができます…
新学期が始まります。夏休み明けは、子どもの心への負担がとても大きい時期です。 ご存じの方も多いでしょうが、8月31日と9月上旬は1年でもっとも子ども自殺が多い時期です。大人にも多くのメンタルストレスがありますが、子どもた…
令和5年7月 発熱のお子さんが多く受診されています。 令和5年4~6月にかけて、就学未満の発熱と咳嗽の風邪(9日程度発熱が続くお子さんが多く受診されていました)、小学校でインフルエンザ、熱が長引く風邪など、様々なウイルス…
4月末にインドから帰国した30代の方が麻しんと診断されました。この方と同じ新幹線に乗っていた東京都の30代と40代の方が二人、5月初めに麻しんと診断されました。さらに、5月15日神戸市で麻しんの患者が報告されました。国内…