夏風邪である、手足口病が流行し始めました
手足口病とは、手足、ひざ、おしり、ふともも、口の中に水疱をともなう皮疹が出る夏風邪ウイルスの一種です。
保育園や幼稚園に行き始めて、夏になると1回はかかる疾患です。38℃くらい1日発熱することがありますが、発熱しないこともよくあります。ほとんどの方は自然に何日かすると治ります。発熱している場合や食欲がない場合は、集団生活をお休みしなければいけませんが、熱がなく、元気でしたら登園は可能です。治癒証明なども不要です。
手足口病は、感染すると、治った後も1~2か月は便や唾液の中にウイルスが排泄されているという研究があります。どんな感染症でも一緒ですが、食事の前は、手洗いをしっかりしましょう。