ロタウイルスワクチン

ロタウイルス胃腸炎は、高熱、はげしい嘔吐、下痢が続く感染症です。感染すると入院が必要になることが多く、けいれん、急性腎障害などを起こすことがあります。ワクチン接種が開始されるまで、年間数万人が入院していましたが、ワクチン接種開始後患者数は低下しています。お金がかかりますが、赤ちゃんにぜひしておきたいワクチンです。

20年前に発売された昔のロタウイルスワクチンで腸重積症が予想より多く出現したため、現在の1価型(2回接種)と5価型(3回接種)ロタウイルスワクチンともに腸重積発症リスクについての記載があります。腸重積の発症リスクは1回目の接種を遅くから始めた場合に高くなることがわかっています。欧米では生後3か月を過ぎた場合は、接種を開始しないとしています。当クリニックでも生後2か月になったらできる限り早くロタウイルスワクチンの接種を開始するように説明しています。