HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症ワクチン

子宮頸がんの原因のほぼ100%がHPV感染と考えられています。中高生くらいからほとんどの女性がHPVに感染します。ごく一部の方は持続感染を起こし、前がん病変となり、子宮頸がんへ進展します。

HPVワクチンは接種により抗体を作り、HPVの感染を予防して将来の子宮頸がんを予防するワクチンです。

当院ではHPVワクチンの接種を行っています。接種対象は小学校6年生から高校1年生までの女子です。定期接種として接種が可能です。半年間で3回注射を行います。

副反応として多いのは、思春期の女児ですので接種部位の痛みです。慢性疼痛などの接種後に生じた有害事象の問題が報告されています。メリットデメリットついてしっかりとご説明いたしますので、詳しくお聞きになりたい方は診察室にてご相談ください。