発熱のお子さんが多く受診されています。

令和5年7月 発熱のお子さんが多く受診されています。

令和5年4~6月にかけて、就学未満の発熱と咳嗽の風邪(9日程度発熱が続くお子さんが多く受診されていました)、小学校でインフルエンザ、熱が長引く風邪など、様々なウイルス性疾患が流行しています。7月に入ってから当クリニックでは発熱のお子さんの予約で毎日いっぱいとなっています。連日お待たせする時間が非常に長くなっており、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。予約いっぱいな場合でも、かかりつけの方(定期の予防接種をされている方など)はできる限り対応させていただきますので、お電話でご連絡ください。

現在は発熱の夏風邪が流行し、発熱が長引く咳嗽の風邪が流行しています。7月後半までこの状況が続くことが予想されています。当クリニックだけでなく、ほとんどの小児科医院で、発熱のお子さんが連日受診されている状況です。またどちらの小児科がある病院でも、発熱の肺炎で連日満床が続いている状況とお聞きしています。

当クリニックでは、発熱と咳嗽が続くお子さんには、聴診し、酸素濃度や炎症反応(SpO2低下やCRP異常高値があれば入院適応となることがあります)を測定します。肩呼吸ならびに頻呼吸の有無をチェックして、こまやかに診察することをこころがけています。肺炎が疑われ、必要な場合には入院できる施設をご紹介いたします。

当院かかりつけのお子さんは、自分の子供(よりも丁寧に)と思って診察するようにこころがけています。連日このような状況ですので、細かい配慮ができていない可能性がありますが、ご心配なことはいつでもご相談ください。