(当クリニックで予防接種している方はご安心ください!)
令和4年10月1日、はなだこどもクリニックは5年目を迎えることになりました。
さて今回は当院で行っている、予防接種の取り組みについて2点お話しいたします。
一つ目は事故防止についてです。当クリニックはワクチンの接種間違いが起こらないようにかなり工夫しています。(当クリニックのスタッフは予防接種のプロフェッショナルです。)
まず予防接種の履歴をWebからいれていただくとコンピューターが接種間隔を判断しているので間違いがおこりません。当院の受付事務スタッフは毎日予約画面を確認し、予約状況を確認し、毎日医師と情報共有しています。お母さんにとってお子さんにたくさんの予防接種をするのは不安であることをしっかり共有し、お電話や来院されたときに丁寧にご説明することをこころがけています。看護師はワクチンの入庫在庫管理、予約の状況(お子さんの年齢、性別、既往)を毎日確認しています。接種間隔については、間違いがなくても、このようにしたらより免疫がつくのでは、接種の痛みが少ないのではなどと医師に相談があります。スタッフ全員で、接種する予防接種の安全は当然のこと(毎朝接種間隔のカレンダーチェックなど行っています)、かかりつけのお子さまがずっと健康に生きるのに必要な今後の予防接種のスケジュールを把握しています。当クリニックで予防接種をされている方は、すべてにおいてご安心ください。
二つ目は実はとても重要なワクチンのコールドチェーン管理についてです。当クリニックはワクチン専用保冷庫を導入し、温度管理を慎重に行っています。ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンがあります。生ワクチンは5℃以下、不活化ワクチンは2-8℃に設定するように勧められていますが、欧米の大規模な研究で、市販の通常冷蔵庫では2-3℃の安定した温度を保つことができないことが知られています。当クリニックは福島工業のワクチン専用保冷庫を使用しています。温度管理センサーを使用し2-3℃にワクチンの温度管理を行っています。当クリニックで安心して接種していただきことのこだわりの一つです。
ようやく新型コロナウイルス感染症の第7波が落ち着きつつあります。この先も、このウイルスは増えたり減ったりしますので、なくなることはないでしょう。毎日多くの発熱の方が受診され、待ち時間が非常に長くなりご迷惑をおかけいたしますが、ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。
5年目のはなだこどもクリニックをどうぞよろしくお願い申し上げます。